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    浴室を構成する要素で意外と重要なのがドアです。
     
    引き戸は、横へ並行に開くドアです。ドアの前後にスペースが不要なため、狭い浴室や脱衣所に対応できます。万が一、お風呂場で人が倒れた場合でも、スムーズに開閉できるので安心です。但し、ドアレールがあるため、その部分のお掃除が必要です。
     
    開き戸は、手前に引くか向こう側に押す一般的なドア。ドアの前後にそのためのスペースが必要となります。また、浴室側に開く場合、万が一、入浴中の人が倒れた場合、その人が邪魔でドアが開かなくなる可能性もあります。
     
    折れ戸は、開き戸が中程でびょうぶ型に折れるドアです。引き戸と開き戸の中間で、比較的スペースが少なくて済み、設置も楽なタイプです。また、万が一、浴室で人が倒れても、開けられる場合が開き戸よりも多くなります。但し、中折れ部の耐久性に問題がある場合もあります。
     
    また、ドアの材質もガラスドア、パネルドア、サッシドアなどいろいろあります。ドアのパッキン部分はカビが付きやすい場所ですが、最近はこのパッキンをなくして、見た目も美しく、カビが発生しにくい商品も出てきています。
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